好きという気持ちだけで全てうまくいけばいいのに

●● 6 ●●

   

桃子が雅人に呼び出されたのは、日曜日の昼前だった。
彼の部屋から近い、恵比寿で待ち合わせた。

10月だというのに相変わらず暖かく、桃子は軽めのジャケットを羽織って行く。
天井が吹きぬけた店内は外の陽射しを取り込んで、白い壁そのものが光っているように見えた。
二人は、早い時間のランチメニューを頼む。

「忙しい?」
桃子は向かいに座っている雅人に言った。
彼にしては珍しく、普段は生やさない箇所にまで無精ひげが伸びていた。
「…めーっちゃ。って早くも大阪弁だし」
そう言って雅人は笑った。
桃子もつられて笑みが零れる。

今日、桃子は緊張して来ていた。
それでも実際に会った雅人は普段どおりで…というよりも普段以上にリラックスした感じで、桃子の緊張は彼の顔を見て少しずつほぐれてきていた。

「来週、…行かないといけなくなった」

「そんなに、急に?」
普通の転勤なら1ヶ月ぐらい準備があるだろうに、と桃子は思った。
(来週……?)
転勤自体が突然の辞令だった。
「ああ……実は関西で担当者が倒れて…言っとくけど過労じゃないぜ?
それで急遽行かないとマズくなった」
雅人は耳を掻いた。
髪もいつもより伸びていた。
桃子は彼の多忙さを思う。
「……そうなんだ…」
(そんなに急に、ここからいなくなってしまうなんて……)
今までだって遠距離みたいなものかと、桃子は心の中で苦笑してしまう。

(もっと会えなくなるのかな……)

桃子は、自分の時間が今にも増してぽっかりと空いてしまうのを想像した。
柚琉の顔が浮かんでくる。
(柚琉……)
目の前の雅人の顔を見ながら、落ち着かない気分になっている自分をおかしいと思った。
(柚琉と一緒にいる時に感じる不思議な癒し感とは、逆だな…)
思わず桃子は首を振った。

ポツポツと話しながら食事を終えた。
「再来週は、とりあえずウイークリーマンションに移って…それから家を探そうかと思ってるんだ」
雅人は白い陶器の灰皿へタバコの灰を落とした。
吐いた煙がゆっくりと動いていく。
「そっか…ホントにバタバタだね……何か、手伝えることある?私、梱包とか得意よ?」
「サンキュー。でも今、部屋の中、とても人が入れるような状態じゃなくてさ」
苦笑いした雅人の顔が、すぐに締まる。

「なあ、…一緒に住まないか?」


「えっ…?」
唐突すぎて、言葉の意図するところをすぐに桃子は理解できなかった。

「すぐに、っていうのはさすがにムリだと思うから…まあ、ゆっくりでいいからさ」
姿勢を変えた彼から、タバコの匂いがする。
「えっ……あ、あの…」
桃子は、どう答えていいのか分からなかった。
雅人はそんな桃子の様子を覗いながら、さりげなく左手のジャケットをずらした。
「色々と準備が多くてさ……出ようか」
「あ…うん」
立ち上がる雅人の後を、桃子はただ、ついて行った。
店は混み始めていて、入店を待つ人の列が出来ていた。


「東京を離れる、っていうのも感慨深いもんだな…」

人の多い駅前の広場から、雅人はビルを見上げた。
「……」
桃子はすっかり口数が少なくなっていた。
「何度も行ってるから思うけどさ、関西もなかなかいいところだぜ」
雅人は桃子を見て、言う。
桃子は顔を上げて彼を見つめ返した。
「……急過ぎて…」
やっと、桃子はそれだけ言った。

雅人はジーパンの後ろポケットに手を入れて背筋を伸ばす。
「…返事はゆっくりでいいから。考えておいて」
「……うん」
桃子の様子を見て、雅人は手を伸ばして彼女の髪に触れた。
「オレの言ってる意味、分かってるよな?」
「多分…」
戸惑ったまま、桃子は曖昧に相槌をうつ。

「結婚、……マジで考えといて」


雅人はポンポンと桃子の頭を叩くと、雑踏へと消えていった。

(結婚………)

そういう意味なのだろうと漠然と捉えていたが、改めてキチンと言葉にされると、桃子の胸にずっしりと重みを持って響いてくる。
(け、っこん………)


自分の部屋に戻っても、桃子はまだ混乱したままだった。
日曜の午後はまだ始まったばかりで、部屋に差し込んでくる陽射しも眩しい。
東京で雅人と会う時間は、もうもしかしたらそんなにないのかもしれないと思うと、今日すんなりと別れて来てしまったことを少し後悔してくる。
(来週には、行ってしまう……)
『一緒に住もう』と言ってくれた雅人。
(結婚……)
少し前に言ってくれたのであれば、迷いもなくきっと素直に嬉しかったに違いなかった。
(今は、どうなの……)
雅人と二人で暮らす、ということがどうも桃子にはピンとこなかった。
(一緒に住めば、会いたい気持ちでもう思い悩むことはなくなる…)
あんなに彼を求めていた時期もあったというのに、どうしてだか喜べない事が不思議だった。

(私、雅人と一生一緒にいたいの…?)

柚琉と会って、自然な気持ちのままで接することができる自分を見つけてしまった。
(雅人といる時の私と、柚琉と一緒にいる時の私……)
柚琉への気持ちが、というよりも、雅人への気持ちが揺らいでいるのがショックだった。
(結婚すれば、素直な自分になれる…?)
分からなかった。

もしかしたら、今日、雅人から別れを告げられるんじゃないだろうかと思っていた。
それなのに、彼からプロポーズされた。
一瞬でも別れを覚悟して向かった朝の気持ちと、今の気持ちのギャップが大きすぎて、桃子は混乱したままだった。

(柚琉……)

どうしてだか、会いたくてたまらなくなってくる。
会えば、この混沌とした気持ちの答えが見えてくるような気がした。


『せっかくなんだけど、オレ今日遅番で…まさにこれから桃ちゃんの店に行くところ』
思い切ってしてみた電話の向こうから、柚琉の慌てた様子が分かる。
「ううん……ごめん、急に電話して…ごめん」
これからバイトという柚琉に、なぜか桃子はほっとしてしまう。
電話してしまってから、デートの最中かもしれないと気付いたからだ。
『いや…電話もらって嬉しかった……、とりあえず夜、また電話するから!』
柚琉は本当に急いでいるようで、そう言うと電話を切ってしまった。

(はあ……)

雅人からのプロポーズに、勿論嬉しいと思う気持ちもあった。
それでも様々なモヤモヤが、頭の中に渦巻く。
(引越しの準備とか、手伝わせてくれればいいのに…)
冷静になってくると、そんなことも何だか納得できなくなってくる。
雅人へと求める想いが、ことごとくすれ違っているような気がした。


ウトウトしていて、電話の音で目が覚めた。
時計を見ると、夜の9時半になっていた。
(ああ、もうこんな時間…)
桃子は携帯に手を伸ばし、相手の名前を見る。
(柚琉…)
雅人じゃなかったことに少しガッカリして、その裏側で柚琉が電話をくれたことに嬉しさを感じた。

「もしもし」
『ああ、桃ちゃん?バイト終わった〜〜。今日は忙しかったよ』
「ホント?…結構売れた?」
売上が気になって、ついそんな事を桃子は言ってしまう。
『うん…まあまあじゃね?ジャンバーとか売れてたぜ〜
今、外なんだけどさ、夜になって急に寒くなってきたぜ〜〜』
柚琉の明るい声の調子に、桃子はやっぱり安心してしまう。
「そう……お疲れ様ー」
桃子はそう言って、少し笑顔になった。
一瞬にして、彼に元気をもらえたような気がした。

『桃ちゃん、今どこにいんの?』
「んん?家」
『何してんの?』
「んー、何も……今、ちょっとウトウトしちゃってたとこ」
『そうか』
柚琉の声が緩むのが分かる。
自分に接してくれる時の彼はいつも明るくて暖かい、と桃子は思う。
『ちょっと会えないかな?桃ちゃんのとこ、帰り通り過ぎるし』
柚琉の自宅と桃子の家は、そんなに遠くない。
駅に着いたら電話するからと、柚琉は一旦電話を切った。


「お疲れ様…」
こちらへ向かってくる柚琉を見つけて、桃子は先に声をかけた。
時間が遅いからと言って、柚琉は桃子のマンションの下まで迎えに来た。
「ああ…今日はマジで疲れたよ…。もっと早く上がりたかったのに…」
柚琉はパーカーの前を両手で掴んで、一瞬ブルっと震える。
「疲れてるとこ、ごめんね」
確かに外が寒くなっているのを感じながら、桃子は柚琉が来てくれたことが素直に嬉しいと思った。
「メール、しようかなって思ってたとこだったから…電話もらえて良かった」
柚琉が笑顔で言う。
こんな風に突然呼び出しても、彼には変な気を遣わないでいられるのは、この笑顔のせいだと桃子は思った。
「ホントに寒いね…。途中、入れそうなお店、あった?」
桃子は油断して薄着で出てきてしまい、急に冷え込んだ夜の中で既に寒さを感じていた。
「ああ…それがさ、もう閉店のとこばっかで」
10時を過ぎていた。
住宅街の夜は早い。
「そっか……」
桃子は迷った。
歩いて遠くに行くのには寒過ぎたせいもある。
これから話したいことを、他人に聞かれたくないというのもあった。
それ以外の理由を、今は考えないようにした。

「うち、入る?」

思い切って言葉に出してみた。

「えっ?…いいの?」
柚琉が驚いて桃子を見た。
「う、うん……寒いし…外で喋ってるわけにはいかないし…柚琉、疲れてると思うし…」
口をついて出る理由がグダグダになっていきそうなのを察知して、桃子はそこで黙った。


「オレー、一人暮らしの女の子の家に入るの初めて〜〜」
柚琉は桃子の部屋の中をしきりに見回す。
「あ…あんまり見ないでくれる?」
彼が部屋に入ってきて初めて、桃子は『男を家に入れてしまった』事を自覚した。
さっきまで一人でいた室内の空気が、明らかに変化しているのを肌で感じる。
桃子は急に緊張してくる。
「適当に…その辺に座ってくれる?…コーヒー、入れるし…」
「うん、ありがとー」
部屋にいる柚琉の存在感の大きさに、桃子はドキドキする。

コーヒーの袋を開ける桃子の背中に、柚琉が声をかけた。

「……怒ってるんじゃないかなって、思ってた」


「えっ??」
どうして彼がそんな事を言ってくるのか、桃子はピンとこなかった。
「…どうして?私が怒るの?」
振り向いて、改めて柚琉に問いただす。
「この前、…別れ際…」
柚琉は桃子を見ないでポソっと言葉を吐いた。
その言い方がすごく年下っぽくて、桃子は心の中で少し笑ってしまう。
(この前?別れ際……)
桃子は雅人の転勤や今日の一件やらで、その事が全く頭になかった。
柚琉の態度に、思わずはっとする。

(ああ…私、キスされたんだっけ…)

「あー、ああ、……ああ…」

言葉が見付からなくて、桃子はそれだけ言うと再びコーヒーを入れる作業に戻った。
(そうだ、そうだった……)
その事を思い出して、今、彼を家に上げてしまった事がすごくまずいんじゃないかと改めて思う。
実際、おかしな雰囲気になりつつあるのを感じる。

柚琉に彼女がいるのは分かっていた。
それでもその彼女に対して嫉妬を感じたりすることは、今のところなかった。
…桃子は今日、雅人にプロポーズされた。
彼と一緒にいたいと思う気持ちは確かにある。
だが一歩踏み出すことができないのも、また確かだった。

「明日、清勝さん休みだよ」
「あっ…そうなの…」
床に置かれたテーブルの、柚琉から斜め前の端に、彼から離れて桃子は腰を下ろした。
柚琉の方から別の話題へと振ってくれて、桃子は少しほっとする。
「子どもが生まれそうなんだってさ」
「えー!そうなんだ!」
突然のおめでたい話題に、桃子は背筋を伸ばして座り直した。
「良かったー……聞いておいて…。お祝いしないと…」
「夕方からキヨ先輩帰っちゃったから、今日、余計忙しかったんだよなー」
「そうか…そうだったの…。そっかぁ…」
桃子は、佐藤ならきっと子煩悩な父親になるに違いないと想像して、思わず自然と笑みが零れた。
「そういえば指輪してたもんね…佐藤さん」
「つーか二人目だよ。キヨ先輩、できちゃった婚だもん」
柚琉もリラックスしてきて、姿勢を崩す。
「ああ…なんか『佐藤さんっぽい』…」
桃子も緊張が解けてきて、柚琉を見て笑った。

(でき婚、か……)

今日、雅人に言われた言葉を、桃子はまた思い出してしまう。
(結婚、かあ……)
どこか他人事のような気がしてしまう。

「………」


暫く自分の世界に入ってしまった桃子が我に返ったのは、柚琉の体重を感じたからだった。

「えっ……?」

「………」

小さく“桃ちゃん”と柚琉の声が聞こえたような気がした。
桃子の耳元、すぐ近くに柚琉の唇があった。

「えっ……、ちょっとっ…」
体中の反応が鈍くなったような感じがして、桃子は柚琉の下で一瞬どうしていいのか分からなくなる。
両方の手首が、しっかりと柚琉に握られていた。
柚琉の髪が、桃子の頬に触れる。

「柚琉っ…」

小声でそう言うと、慌てて桃子は腕に力を入れて柚琉を押し返そうとした。
その力は簡単に彼に抑えつけられて、首筋に柚琉の唇が触れた。
(うそ…柚琉…柚琉…)
更にかかってくる重みに押し出されるように、桃子の冷静な気持ちが戻ってくる。

柚琉

固い声で、桃子は言った。
その声は冷たさを含んで、部屋に響いた。

「………」
柚琉は少し体を起こして、桃子を見た。
桃子は硬い表情のまま、柚琉を見つめた。
「私のことが……」
「……?」
柚琉は桃子を見た。
桃子の目は柚琉を通り越してほんの一瞬遠くなり、再び柚琉に焦点が戻る。

「私のことが、好きじゃないんなら……」

「………」

「…抱いても、いいよ」


一瞬、時が止まる。
柚琉は我に返ったようにハっとすると、体を起こして桃子から離れた。

「……んだよ、それ…」
間が悪すぎて、柚琉は他に何も言えなかった。
桃子もゆっくりと体を起こして、座りなおした。

「私さ……今日…」
乱れた髪を両手で直して、テーブルを見たまま桃子は話し出した。
「彼に、プロポーズされたんだ……」
「マ、…マジで……?」

突然の告白に、柚琉は一瞬言葉を失ってしまう。
桃子は黙って頷いた。

「……結婚すんの?…桃ちゃん」
「わかんない……」
「わ…」
柚琉は動揺して噛んで、そして息を大きく吸うと改めて言った。
「わかんない、って……か、彼氏なんだろ?」
「うん…そうなんだけど…」
桃子は顔を上げて、真直ぐ前を見てため息をつく。

「……………」
暫く無言で考えた後、柚琉はおもむろに立ち上がって言った。
「ごめん……電車ヤバそうだし……、オレ帰るわ」
「柚琉……」
桃子もやっと柚琉を見て、立った。
「……」
「………」
気まずい沈黙の中、黙々と柚琉は靴を履き終える。

「オレだって全然わかんねえけど」

柚琉の表情は真剣だった。
桃子は玄関口で彼を見上げた。

「オレのイメージだけど」
そこで一呼吸おくと、柚琉は口火を切ったように早口で言った。
「『結婚』ってさ、…こう、未来へとバーっと開けていく感じじゃねえの?」
「…柚琉…」
「一緒にいたくて一緒にいたくて仕方がねえって…お互いが思い合うもんなんじゃねえの?」
「………」
「オレ、わかんねえけど」
「………」

「桃ちゃん見てたら、全然そんな感じがしねえし」

桃子はハっとする。
柚琉は一瞬悲しい顔になって、そしてドアへと体を向けた。
「オレ、桃ちゃんとそいつの関係のことなんて何にも分かってないし……
オレの考え方、…ガキっぽいのかもしんないけど」
柚琉の手がドアノブにかかる。
「…あ…」
桃子が声をかける前に、柚琉はドアを開けて出てしまった。

「柚琉………」

桃子の体から力が抜けていく。
柚琉に見透かされている気がした。
考えないように、見ないようにしていることを、彼にはきっと真直ぐに見られている。
(柚琉……)
先程彼に握られた両手首の感覚が、急に甦ってきた。



「ハア、ハア……」
寒さも全く気にならない程、ほとんど走っているぐらいの早足で柚琉は歩いていた。
(結婚すんのか…?)
桃子がプロポーズされたというのを聞いて、柚琉はすっかり動揺していた。
思わず彼女を押し倒し、撥ね付けられただけでも大きな虚脱感を味わっていたところに、プロポーズされたという告白で、平常心を失っていた。
(別に、オレ、…桃ちゃんと付き合ってるわけでもなんでもないじゃん…)
今日電話を貰って、浮かれていた自分が今となってはただ虚しいだけだった。
押し倒した時の、桃子のなんともいえない表情が、柚琉の頭に思い起こされる。
(バカなこと、したよな…オレ)
先日の軽はずみなキスで反省していたはずなのに、抑えられなかった自分が情けなかった。
部屋に上がることができて、深夜で、…あわよくばと考えていた自分は甘かったと思った。

(オレ…)
普段の自分ならそんな風に考えないだろうと、柚琉はふと気付く。
いつもの自分のノリなら、迷わず自分のモノにしていただろうと思う。
(あの、悲しそうな顔……)
(好きじゃないのなら抱いてもいいという、あの言葉…)
「抱かなかったから……」
思わず声に出してしまう。
モヤモヤとした断片が、自分の中で一つの塊になっていくのを感じた。

桃子と会わなかった4日間。
柚琉はずっと桃子のことばかり考えていた。
軽はずみにキスして怒っているんじゃないか、もしかしたらもう会ってもらえないんじゃないか…
…何度も何度も携帯を開いてしまう自分の行動が情けなかった。

(もっと、会いたいんだ……)
「ハア、ハア……」
息を切らせたまま、柚琉は立ち止まった。


(オレ、桃ちゃんのことがすげー好きだ…)

普段の自分からは考えられない程、気持ちを揺さぶられていた。
それなのに、桃子は結婚してしまうかもしれない。
つい数分前に、ほんの一瞬だけでも自分の腕の中にいたというのに。
「……何だよ…」
大きく息を吐いて、柚琉は手を伸ばして自分の膝を打った。
―― 桃子は柚琉にとって、あまりに遠かった。

 

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